経絡治療って何? 身体のバランスを整える鍼灸

大宮、浦和エリアの方が多く来院している
美容鍼灸サロンゆらぎ
美容鍼灸師の今井です。

昨日は最寄りの北与野駅の盆踊りに行ってきました。娘もはじめての盆踊りでノリノリに踊って楽しそう。夏祭りは、大人になっても楽しいものです。偶然にも、昨日は、与野(下落合)、北浦和でもそれぞれお祭りをしていたようで、8月の最後の週末が盛り上がっていました。



さて、鍼灸治療と、ひとくちに言っても実際には、鍼の種類もたくさん、方法(鍼を入れる深さ、本数)、考え方は様々。鍼灸は流派的な要素が強く、鍼といっても、違うお店にいくと全然違う印象を受けるでしょう。


実は、美容鍼灸も同じで、お店それぞれのやり方があります。例えば、顔に100本の鍼をしたりするお店もあれば、電気を流したり・・・。色々です。


当サロンは世界基準の美容鍼灸である、(財)日本美容鍼灸マッサージ協会の【ハリウッド式美容鍼灸®】をしています。スタッフは認定美容鍼灸師ですので、少ない本数でも、ちゃんと理論的に、場所と角度、方向を意識しながら鍼をすることで効果と結果を出しています。そして、その美容鍼の中で、顔とセットで、身体のバランスを整える経絡治療(けいらく)というのも行っています。


《ちょっとだけ、脱線して鍼の歴史について》
鍼の本数や、深さなどは、お店それぞれの特色がありますが、鍼を打つ方法は、ほぼ9割くらい?は【管針法】という(鍼を専用の筒のようなものを使い)痛みが出にくい、やり方で鍼を入れていきます。この方法を考え出したのが、杉山和一先生といって、時代は江戸時代。今から400年前に確立された方法です。しかも、その技術は今ではメイドインジャパンとして、地球の裏側でも同じような鍼の打ち方が広まっています。この先生は徳川将軍のお抱えの鍼灸師として活躍され、かつ世界初の盲人の職業訓練校を作った方でもあります。


そこから時代は進み、鍼灸業界にとって大きな転機が訪れます。それが明治維新。西洋から新しい知識、文化が入ってきたことにより、鍼灸や、和漢などが一気に廃れてしまう危機に直面しました。それまでの鍼灸は、まさにその流派や、代々伝わる必殺技のような形で引き継がれていたもので、科学的根拠、理論というのが無かったんです。(腹痛にはこのツボだ!みたいな感じです。◯◯流◯◯穴)


そこで、柳谷素霊先生が中心となり、全国から多くの鍼灸師が集まり、古典と科学の融合させた新しい鍼灸を。症状や体質などに合わせて、それぞれに証立てをして、それには、どうやって治療していくのか、という理論をまとめていき現代の日本鍼灸のベースが確立されました。


それが経絡治療という方法であり、当サロンで行っているものです。経絡(けいらく)治療はまさに、身体の内側のバランスを整える鍼灸治療で、内臓の働きを活性化したり、自律神経を整えることが得意です。




例えば、ツボというのが、駅だとすると、経絡というのが線路。これが身体に12本あって、どの線路もスムーズに【気、血、水】が電車のように巡っていると健康に。でも、どこかの線路に障害物が出来て渋滞したり、エネルギーが不足して全身に巡らなくなると、いろいろ身体に影響が出てきます。これが、身体の不調の原因になります。


経絡治療では、
ココが痛いから、その部分に鍼をして良くする。というのではなく
ココが痛い→それはどこの線路の流れに渋滞や、エネルギー不足はあるのかな?→ではその部分の流れをよくするツボを使おう。


というのが、経絡治療です。木(痛い場所)をみるのではなく、森全体(体全身)をみるように、身体をまとめて見ることが出来るのが経絡治療のすごさです。刺激も、すごくソフトで鍼の本数も少ないのも特徴です。この施術は、身体の鍼のコースはもちろん、美容鍼灸コースにも含まれていて、実際に顔に対しての鍼をしながら、経絡治療で身体も整えていきます。

美肌を作るために必要になってくるのが、元気な胃腸。胃腸が弱っていたら消化吸収の働きが弱まるので、せっかく食べた栄養が身になりません。また、現代では夜になってもパソコンやスマホの光の刺激で、なかなか自律神経が落ち着かず、知らず知らずのうちに良い睡眠が取れなくなってきています。やはり眠りと美容は切っても来れない関係ですよね。


顔の鍼と一緒に、内臓や自律神経を整えることが出来る経絡治療をしていくことで、よりキレイに。身体も元気になってきます。

鍼灸サロンゆらぎの美容鍼灸は
顔だけでなく、身体の疲れも取りたい。身体も一緒にスッキリしたいって方にオススメです。

さいたま市、浦和、大宮エリアで美容鍼灸を受けるなら
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