【紫外線】シミ・たるみの原因8割は紫外線!?

さいたま市の鍼灸サロンゆらぎ
美容鍼灸師 今井です。

ガンガン日差しが降り注いでる強い日差し
まだ6月ですが、すでに夏の太陽です。眩しい・・・。

天気予報では毎日紫外線情報を発信していますが、今日は曇りだし日差しは強くないから安心。
なんて思ってませんか?

実は、曇りでも、【むしろ夏でなくても】美肌の天敵となる紫外線のお話です。

もくじ

0,まずは紫外線について
1,紫外線の肌への影響
2,紫外線予防には
    2.1帽子長袖日傘
    2.2日焼け止め
    2.3SPF?PA?とは
    2.4散乱剤と吸収剤。    
    2.5日焼け止めの上手な使い方
    3注意すべき時間帯
4,番外編 意外!?目からの吸収紫外線





0,まずは紫外線について
よく聞くUVってありますよね。UVとはultraviolet(ウルトラ・ヴァイオレット)の略でまさに紫外線のことを言っています。

光は、
【短】 UVー可視光線ー赤外線 【長】と分類され、光線が短いほど、エネルギー量が強く、目には見えません。つまりUVが最もエネルギー量が多い光線です。スマホやPCの画面から発する青い光であるブルーライトは、可視光線の中で一番波長が短いもので、紫外線により近いエネルギー量。最近は特に話題になっていますね。角膜や水晶体では吸収されず、網膜まで届くので、長時間の利用で目や身体の負担が問題視されています。さらにUVは光線の幅により3つに分類されます。

UVC-紫外線の中でも最も短い光線で強力。しかしオゾン層で遮られているため、地上には降り注がないと言われています。(しかし近年ではオゾン層の破壊によりUVCの影響も懸念されています)
UVB-紫外線の中ではちょうど中間。夏のジリジリとした日差しで感じるのはUVB。UVBを浴びると短時間でも肌が赤くなる『サンバーン』がおきます。海や、夏のレジャーなど晴天で屋外にいる時には注意が必要です。その後、肌が黒くなるいわゆる日焼けの影響があるのがUVB。
UVA-紫外線の中で最も長い波長。オゾン層どころか、雲や窓もゆうゆう通過します。UVBの20倍は降り注ぐといわれていて、美肌の天敵がUVAです。


1,紫外線の肌への影響
そうなんです。べつに、曇だろうが、室内にいても実はUVAは常に肌に届いているんです。そして光の波長が長いほど、皮膚の奥まで届きます。肌は3層構造になっていて、一番表層から表皮、真皮、皮下組織となっています。

表皮は、皮膚の表面。おもにUVBが影響します。サンバーンとともに、肌のシミの原因とされています。また皮膚ガンの原因ともされているので、たかが日焼けと紫外線と侮ってはいけません。

真皮層は、表皮下にある部分。そこには、コラーゲンやエラスチンで張り巡らせれ、いわゆる肌のハリ、弾力はここから生まれます。UVBは、その真皮層まで届き、コラーゲンやエラスチンの構造を壊していきます。肌のハリが無くなってきたわぁ、というのはつまりUVBが原因なんです。

これは【光老化】といって、肌老化の8割がまさに光老化が原因と言われています。例えば、太ももやお尻など普段太陽光を浴びない部位って、シミとかシワとか無いですよね。まさに光老化によって肌は老化していくんです。いつまでも美肌に、もっと美肌でいたい。と思っているあなた。この記事みてギョッとしてしまいますよね。僕も知ったときはビックリでした。



2,紫外線予防には
2.1帽子、日傘、長袖
直接肌に光を浴びないことが大切です。帽子であれば、つばの大きいものがオススメです。他にも、色も大切なポイントとなります。白と黒では、紫外線の予防効果が大きく変わってくるんです。黒は光を吸収する色。紫外線予防としては効果的です。反対に白は光を乱反射させるので、せっかく日傘をしていても、傘の下まで届いてしまします。衣類などでは黒い目の詰まった繊維のものは紫外線を通しにくく、また最近ではUVカットの繊維が使われているものもあり良いです。



2.2日焼け止め
そして、年中マストといっても過言でない日焼け止め。日焼け止めといっても、ドラッグストアなどたくさんのものが売られていてよく分からない・・・。SPF?PA?ってなに?何が違うの?どっちを優先させるの?


2.3 SPF?PA?って何?
SPF(Sun Protection Factor)おもにUVBを防ぐ効果があるもの。SPF15とは、太陽を浴びて10分で肌が赤くなる人なら、その時間の15倍(10分×15)150分は遅らせますよ。ということ。数字が大きくなるにつれて、効果が高いです。MAXは50+。短時間のお買い物のときなどは、数値の低いものを。レジャーなどには高い数値を使うなど、目的に応じた使い方が良いです。時間が経つと効果が弱まるので、塗り直しも大切です。

 PA (protection Grade of UVA) こちらはUVAに効果があるもの。+、++、+++、++++とMAXは++++。UVAは、さきほど説明したとおり、曇だからとか、室内だからということは関係ないです。しかも、春夏以外でも一年中そこそこ降り注いでいます。窓際のオフィスワークの方で、たるみが気になる方の日焼け止め選びは、SPFよりもPAを意識して選ぶと良いでしょう。

2.4 散乱剤と吸収剤
日焼け止めには、反射散乱剤と吸収剤という働きで紫外線を防ぎます。散乱剤とは、紫外線を反射拡散して防ぐもの。
散乱剤の多くは自然由来のものが多く肌に優しい反面、汗で流れやすかったり、効果が弱いなどデメリットも・・・。(散乱剤だからといって、防腐剤や香料が入っている添加されているので一概に散乱剤は安心というわけではないですが)
吸収剤は、紫外線を熱などのエネルギーに変換させて放出するもの。吸収剤は光が肌まで透過せず、UV効果は高いですが、肌の上で化学反応を起こすため、負担が大きいのは気になります。敏感肌の人は強い日焼け止めで肌が荒れることもあります。もちろん散乱剤より効果は高く汗で流れにくく持続力も。どちらにしても、使う目的や自分の肌の状態に応じた使い分けが必要です。



2.5 正しい日焼け止めの使い方
使う量が少ない人が多い?
適量はクリームタイプであれば、真珠2つ分。乳液タイプなら1円玉2枚分が適量。想像より多いと感じる方が多いのではないでしょうか?少ないと効果が発揮されないため注意が必要です。スプレータイプは手軽に使えますが、効果は薄いので、メインのものと併用して補助的な使い方がベストです。

塗り忘れ注意
意外と忘れがちなのが、耳の上や、首。耳や首も紫外線が当たりやすい部分です。首は皮膚が薄く年齢が出やすいパーツです。しっかり塗り塗りしましょう。日焼け止めだけでなく、普段の化粧水やクリームも、首までしてあげると良いです。




3, 注意すべき時間帯
10時から14時までは紫外線のピークです。外出の時間帯を選べるなら、この時間以外を選ぶと良いでしょう。表は6月5日のさいたまの時間別紫外線量。12時が最も強い・・・。6月ですら非常に強い紫外線量ですから、来月7月はどうなってしまうのやら・・・。

https://www.jma.go.jp/jp/uv/uvtrans.html?areaCode=0&elementCode=0&placeCode=39
気象庁
紫外線情報推移図 さいたま
を加工して使用



4,番外編 意外!?目からの吸収紫外線
日本では、あまりサングラスをかける習慣がまだないですが、欧米諸国では、一般的なサングラス。実は目から入った紫外線の影響で体内にメラニンが産生されます。目の周りは皮膚が最も薄い部分でもあるので、これから日本でもサングラスをかける方が増えるのでしょうか?サングラスはUV加工をしたものを使いましょう。まれに、UV加工がされてなく、ただレンズが黒いものがありますが、これは非常に危険です。レンズが黒いことで瞳孔が開いてしまうので、ちょくに紫外線が入ってきます。何もつけてない時より吸収してしまうので、購入の際は確認しましょう。

5.まとめ
言葉としては、よく聞く紫外線。でも、ちゃんと知ってる人少なかったのではないでしょうか?曇りの日でも日傘をしてる女性たまに見かけますが、とても美意識高い方だったんですね!10年、20年後の自分の肌を守るためにも、自分なりの紫外線対策してみましょう。

紫外線によって傷んだ表皮、真皮層には美容鍼灸でアプローチ。マイクロトラウマ(微細な良い傷)を作ることで自ら修復を促し、コラーゲンエラスチンを産生します。プルプルもちもちのお肌の近道はこちら→初回の方はこちら

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