美人は温度で作られる 


大宮・浦和エリアで美容鍼灸といえば
鍼灸サロンゆらぎ
美容鍼灸師 今井です。


9月も半ば。ようやく暑さが落ち着いてきたと思ったら、急に朝晩が寒くなってきました。秋冬になるとより実感しやすい冷え性。今日は体温のお話。


みなさん平熱は何度ですか?理想的な【体温は36.5℃以上】といわれています。35℃台の方も多く、思ったより高くてビックリ、と感じる方も多いと思います。体温は低いより高いほうが良いです。(美人になりやすいです。)


体温が低いと、血流は悪くなるので全身がだるい、疲れが取れない(疲労感)、足も太くなり(浮腫)、風邪も引きやすい(免疫力低下)。免疫は体温が1℃下がれば30%下がるといわれ、体温が低いと風邪など感染症やアレルギー疾患にもかかりやすくなってしまいます。また、内臓は体温が低いと働きが悪くなるので、便秘やニキビなど女性のお悩みにも影響します。


さらに衝撃的な事実としては
例えば基礎代謝量も下がります。基礎代謝とは【何もしないでも消費する一日のエネルギー量】のこと。


人は、寝ていても呼吸をしたり内臓が動いたりしているので常にエネルギーを使っています。だいたい平均で30代女性では1170キロカロリー。基礎代謝は年齢によりどんどん下がっていきます。(10代だと1250キロカロリー)同じ食生活をしていても、だんだん太ってきた・・・は基礎代謝が下がるからなんですね。


体温が下がると基礎代謝も下がります。【1℃下がると約12%も下がる】といわれています。1170キロカロリーだと、12%で140キロカロリー。(大体50キロの人が20分ジョギングしたときに消費されるカロリーと同じくらいです。)けっこう大きいです。美しい体型を維持するためには、体温が高いほうがやっぱりお得です。


では、どうしたら体温って上がるでしょうか?



1、筋肉
体の中で最も熱を作っているのは筋肉です。そのため男性の方が女性より基礎代謝量が多いのです。おすすめはスクワット。体の大きな筋肉は下半身に多く(臀筋や大腿)効率的に筋肉を刺激できます。また、筋肉は血液を押し出すポンプ的な働きもするので、足に滞った浮腫を流す効果もあり一石二鳥です。


2、食べ物
温める性質のものと、冷やす性質のものがあります。体に取り入れるだけで、温めてくれる食べ物。主に寒い土地が原産のもの。冬が旬のもの。色が濃いものが多いです。
たとえば、【人参、ごぼう、生姜、黒豆、鮭、黒糖など・・・】季節ものはやっぱり美味しいですし、積極的に取り入れてあげると良いです。



3、入浴
暑い夏の時期にはわざわざお風呂を入れるのは・・・と思っても、秋冬には気持ちよく入れます。もっとも簡単に体温が上がるのは入浴です。じんわり汗ばむくらいの温度で10分程度浸かります。
ちなみに、眠るためには体温を下げることで眠りにつけます。そのため直前に暑い湯に長湯してしまうと、体温が上がりすぎてしまうため寝付きにくくなってしまうので気をつけましょう。


まずは、自分の平熱を測ってみること。そして、3つの中でも自分で楽に取り入れられ、無理なく続けることが大切です。


鍼灸は、内臓や自律神経の働きを調整して、滞ってた血液を巡らせる働きがあるので、冷え性にも効果的です。体の内側からキレイに。健康の美人を目指しましょう。


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