コラーゲンでプルプル美肌に。

こんにちは。今井(彩)です。
毎日ジメジメ蒸し蒸し・・・辛い季節がやってきましたね。

私はこの時期の湿気を含んだ重い空気が苦手なので、出勤後すぐにペパーミントを塗りたくります。するとスーッと爽やかになるので(特に脇!!笑)この時期は特に重宝するオイルの1つです。みなさんはどんなケアをされていますか?ぜひ教えて下さい^^

さて本日は美肌の味方・コラーゲンのお話です。コラーゲン、お肌に良いのはなんとなく知ってるけど、そもそも何者なの?どんな効果があるの?など詳しくご説明します。

コラーゲンは5大栄養素の一つのタンパク質で出来ています。人間の身体をつくるタンパク質の内の約30%がコラーゲンといわれています。コラーゲンと聞くと、まずはお顔のことを連想しやすいですが、実は身体全体に存在して骨や血管を作っている材料です。また、体内で働くだけではなく、私達の生活の中でも様々なことに活用されゼラチンや化粧品、食品、医薬品などにも利用されています。

私はメディカルアロマセラピストなので、ここでちょっとアロマのプチ情報も。エッセンシャルオイルでは「ジャスミン」のオイルが線維芽細胞に働きかけて、エラスチンとコラーゲンを作るという研究結果もあります。(これを知って、ジャスミンオイル高いけど絶対買う、と心に決めました・・・笑)

コラーゲンには種類があり
Ⅰ型 線維性コラーゲン(軟骨以外の繊維を作る)
Ⅱ型 線維性コラーゲン(軟骨の繊維の主成分)
Ⅲ型 線維性コラーゲン(真皮や大動脈など、弾力のある部分に多い)
Ⅳ型 非線維性コラーゲン
Ⅴ型 Ⅰ型、Ⅲ型コラーゲンか含まれている組織に微量に存在する
Ⅵ型 軟骨の微量成分

などなど・・・全部で28型ほど存在しますが、書ききれないので割愛します。食品として摂取するのは主にⅠ型やⅡ型です。平均的な日本人女性でコラーゲン量は約3キロ!骨粗鬆症はカルシウム不足だけではなく、加齢によってコラーゲンが減少した事も原因の1つとされています。(35歳くらいからガクッとコラーゲン量は減ってしまいます)コラーゲンの役割としては、細胞同士を結びつける・支える、といった特徴があり身体の枠組みを保つ役割を担っています。


年齢を重ねるにつれて「肌に弾力がなくなった」「重力に負けてる気がする・・・」となるのは、コラーゲンが減少し、肌を支えられなくなってしまうから。コラーゲンが存在する肌の真皮層というところは、生まれ変わるのになんと4~6年かかります。ちなみによく聞くターンオーバー(肌の生まれ変わり)は一番表層の表皮で起こり、大体28日周期で回復します。この間なにもしないと、どんどんコラーゲンは減ってしまうので、食事やサプリ、美容鍼でコラーゲン量を増やしましょう!


食事から摂るのであれば、手羽や、牛すじなどの煮こごりができる食品を摂ると良いとのこと。コラーゲンは体内で分解されてアミノ酸になってから吸収されるのだから、手羽だろうが、大豆だろうが、タンパク質ならなんでも一緒!という説もあるようですが・・・どうなんでしょう・・・。


食べたコラーゲンは胃や腸で分解されますが、分解しきれなかったコラーゲンの欠片が身体の中に吸収されて、身体や肌にダメージがある人に対して体内でコラーゲンを作る細胞(線維芽細胞)の増殖に役立っているのではないかとも言われています。褥瘡(いわゆる床ずれ)を患ってしまった人にコラーゲンを食べてもらう取り組みもあるようです。

2009年には、本人にわからないように偽薬とコラーゲンペプチドを食べてもらう群を分けて測る実験をしたところ、1日5gのコラーゲンペプチドを4週間摂取することで30歳以上の被験者では、肌の角質水分量の上昇が認められたそうなので、やはり食事からの摂取も良いのではないかなーと思っています。最終的には、体内にアミノ酸として身体に吸収されることが、新しい細胞を生み出したり代謝をしていくには必須。また体内でコラーゲンの産生にはビタミンCが必要なので、やはり栄養バランスを考えた食生活が鍵でしょう。そして何より、コラーゲンが肌再生に使われる優先順位は一番低いことも重要です。身体の生命維持ため心臓や血管のが遥かに優先順位は高いので、余った分がようやく・・・肌に回される。つまり日頃から意識的に多く取り入れる必要があるのが美の心構えですね。

手軽に取れるサプリは色々な種類が出ていますが、やはり補助的な使い方のが良いでしょう。コラーゲン由来、としてよく見かけるのは「動物性」や「海洋性」。動物性コラーゲンは、ウシやブタなどの哺乳類が原料です。比較的人に近い構造をしており、エステなどでも使われていることが多いようです。海洋性コラーゲンは、魚のウロコや皮から抽出され、アミノ酸に分解されやすいことが特徴です。



美容鍼では、鍼を筋肉まで入れて真皮層にごく小さな傷をつけることで通常4~6年は寝たままの真皮を起こして、ついた傷の修復をします。修復する際に自らコラーゲンを生み出すので定着が良いのです:Dすでに美容鍼を定期的にされている方はお肌が変わる感じを実感していただけているのではないかなと思います。お化粧を落としている時の肌の感じが違う!といわれることが多いです。

ちなみに、人類の歴史は150年~500万年ほどと言われていますが、コラーゲンの歴史はなんと6億~8億年!!私達よりずっと昔から地球に存在していたんですね。その頃の地球の住人である単細胞生物が、急激な気候変動によって酸素が大量に作られたことで、なんとコラーゲンを作り出せるようになったのだとか。コラーゲンの持つ、細胞同士をつなぎ合わせる特性が単細胞生物を進化させ、複雑に形作る鍵になりました。もうコラーゲン様々ですね。
ありがとうコラーゲン、大好きコラーゲン。

皆さまも、今まで紹介してきた方法でコラーゲンを増やしていただきお肌のみならず身体も健康にしていきましょう!

さいたま市 北与野 さいたま新都心で美容鍼灸といったら
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