眠りと美容の鍼灸サロンゆらぎ
美容鍼灸師 今井です。
朝晩はかろうじて涼しい風が入ってきますが、日中はまさに熱帯な湿気です。とくに雨上がりの晴天はなかなか堪えます・・・。【夏＝脱水】は、汗などで水分が出ていきやすいのでイメージしやすいですが、実は間違った水分補給で、脱水のリスクが上がります。
冷たいアイスコーヒーが欲しくなる夏
コンビニでも、手頃な価格で美味しいアイスコーヒーが飲めるようになりました。僕自身も重宝しています。とくにアイスコーヒーとなると、缶コーヒーでは出せない（ちょっと薄かったり、味気ない感じ）美味しさがちゃんと出てて、かつセブン、ファミマ、ローソンと各店で味の特徴もあり飲み比べも楽しいです。そんな暑い夏にガブガブ飲みたいアイスコーヒーですが、実は飲んでも水分補給になりません。利尿作用があるカフェインを含んでいるため、一時的には水分が身体に入ってきても、すぐ尿として出てしまうため、水分補給という面では実は効果はないのです・・・・
同じようにお酒を飲んでいても身体はカラカラに。アルコールにも利尿作用があり（トイレ近くなりますよね）、さらにアルコールを浄化分解するために、たくさんの水分を必要とします。ビールなんてたかが5％のアルコールでしょ・・・ほぼ水分と思ってしまいますが、トイレが近くなったり、お酒を飲んだ後って喉が非常に乾きませんか？一般的にはお酒を飲むときは、同じ量のお水を摂ることが理想的です。
脱水と身体の不調
60％が水分の身体ですが、驚くべきことにたった10％水分が不足しただけで死に至る可能性もあるんです。熱中症などまさにそうです。2％不足すると喉の渇きや運動機能の低下、3％で頭痛、喉の強い乾き、5％で疲労感、頭痛、めまいなど脱水症状がでます。
例えば60キロの人なら、水分量は３6キロ（全体の60％）。5％というと1,8キロなのでおよそ2リットルの水分不足で危険信号が灯ります。汗だけでも一日に2リットルは減っていくといわれているので、いかに脱水の危険が多いのかが分かると思います。
効果的な水分補給には
常温で、こまめな水分補給がベストです。一度にどかっとガブガブ飲んでしまうと体内の吸収が追いつかないし、腎臓の負担も大きいです。スポーツドリンクなどは、身体に浸透しやすいミネラル量になっているので効率的に水分補給できます。水分は代謝や身体の修復に必須なものです。水分が足りないと、疲れが取れにくかったり、むくんできたり・・・肌が乾燥したり、身体にいろいろな不調のサインがでてきます。
効果的な水分補給で、暑い夏を健康で楽しく乗り切りましょう～
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夏は身体も肌もカラカラ 乾燥注意報